100人乗っても大丈夫

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今日は「勉強会」番外偏つう事で



すっげえ!

100人乗っても大丈夫なんだ!



というインパクトのあるCMが有る・・・有った?

実は、これは、ぜんぜんすげくない

当たり前の事なのだ



4年位前、大雪で潰れた車庫だとか倉庫だとかのニュースが有った

持ち主の方はお気の毒だが、平成12年の建築基準法の改定で、

積雪重量=積雪荷重について大幅な変更が有り、それまでの倍近い荷重が設定された

地域によって雪の降る量は違うので、札幌で言うならば


屋根の上に、140cm、雪が乗るぞ 

その重さは、積もり厚さ1cm当たり1㎡当たり3kg だよ と

そんだけ雪が乗っても大丈夫なように作りなさいよ というものだ

それ以前はもっと軽いというか、具体性、現実性の薄い基準だったので、平成12年以前の建物は、正直な話・・・雪の重みに強くない

で、潰れる物置が出たのだ


で、じゃあ、現行基準を具体的に言うと

3kg×140cm/㎡=420kg/㎡
1平方メートルあたり420キロの重さがかかっても大丈夫なように作りなさいよ

ということになる


上の写真の物置は、車庫サイズなので、3m×5mとすると15㎡
15㎡×420kg=6300kg


文系の人!付いてきてますかー?


老若男女100人・・・45キロの小柄な女性もいれば、100キロデブ男もいるだろう・・・

6300kgで100人分だから、一人当たり63キロ・・・いい線だ

一方で、1㎡に何人立ってるの? を計算すると100人/15㎡=6.6人・・・ぎゅうぎゅうだ

つまり、小さな物置だろうが、2台分3台分の車庫だろうが、結果としてその上に、

人間がぎゅうぎゅう詰めに立っている状態を想定して建物は造られているのである




100人乗っても大丈夫なのは 当たり前の事なのだ

ぎゅうぎゅう詰めに立たせていけば、必然的に面積も大きくなり、千人だろうが1万人だろうが大丈夫なのである



ここまでは番外編の基礎知識・・・


問題なのは・・・


 何をもって大丈夫と言うか?

である


今年は雪が少なかったが、家を建てようとしているお客様から


雪降ろししなくても大丈夫ですか?

という質問がたまに出る・・・

何の科学的説明も無く 大丈夫ですよ

なんて言う営業マンが居たら、もう そいつのいう事は聞かなくて良い


次回? 保存版 大丈夫って何?  

世の中の 住宅営業マンを敵に回すシリーズだ!

ガンガン行くぜ!

ぶつぶつ言うな!まるお!























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by miraye | 2016-03-14 20:23 | 負けシェフの晩餐 | Comments(0)

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